事例・技術情報

2024.04.24

事例紹介

【NIIS-AI導入事例】総菜のエビトッピングの有無検査自動化

#画像検査装置

#AI搭載

課題:総菜のエビトッピングの有無検査自動化

これまで目視でエビの有無を検査していましたが、検査員への負担が大きく検査精度もバラつくため検査機の導入を望まれていました。しかし、これまでのルールベースの画像検査装置では、エビの周りの具材やソース、容器の影響により、エビを高精度で検出することができませんでした。

解決策:AIでエビを検出する

カラーカメラで撮った画像からエビを検出するAI(ディープラーニング)を開発し、検査装置に搭載しました。

効果:高精度でエビ有無を自動判別し振り分け

目視検査時には見逃しなどにより不良品を排除しきれないケースも発生していましたが、AI搭載検査装置の導入により、99.45% の精度で正しくエビの有無を判別し、自動で不良品を排除できるようになりました。また、省人化にもつながりました。

応用例 : さまざまなトッピング検査

搬送速度: 60m/min

処理量 : 130個/min